医療法人えだクリニック 漢方内科
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お知らせ

月経困難症

2025年10月23日

お知らせこんにちは。ここ数日急に冷えてきましたね。皆様いかがお過ごしですか。

 

前回月経前症候群について書いたので続けて月経困難症も書かなきゃと思っていたのに時間があいてしまいました。お待たせいたしました。

 

生理のたびにおなかが痛い、腰が重い、気分が落ち込む……。月経痛は嫌なものですよね。この月経に伴う体調の変化で日常生活に支障が出るのが月経困難症です。

西洋医学では鎮痛薬で痛みを和らげたり、低用量ピルなどでホルモンのバランスを整えて痛みを軽減する治療が使われます。「痛みをすぐにやわらげる」ことが得意です。

漢方では、月経痛を「血のめぐり」や「気の流れ」の乱れととらえます。気や血の滞りを解消して痛みを和らげそして痛みが起きにくい体づくりを目指します。一人一人の体質に合わせて漢方薬を選んでいきます。

冷えやむくみがある方には「当帰芍薬散」
イライラやストレスが関係する方には「加味逍遙散」
血の巡りが悪いタイプには「桂枝茯苓丸」
などがよく使われます。そのほかにもさまざまな漢方薬が使われます。

また西洋薬だけとか漢方だけに拘らず痛み止めで症状を抑えながら、漢方で体のリズムを整えていく、そんな併用のスタイルもありだと思います。

自分の体と向き合い、無理のない方法でやさしくケアしていきましょう。

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